「健全な心の支えと繋がり」を提唱する既婚者専用マッチングコミュニティ、MarriedGo(マリーゴー)。
マッチしたい相手の性別を設定できるので、同性の友だちや恋人探し目的でも使えるのも大きな特徴です。
本記事では、女性向けに34歳パート主婦が「使ってみた感想」と「いい人を見分けるコツ」をお伝えします。

メインの目的は異性の恋人探しですが、同性の友人(趣味友)探し目的でも少し使ってみました!
- 異性の恋人・セフレ探し目的としては穴場アプリ
- 女性の競争率が低いので容姿に自信のない人にもおすすめ
- いい人を見分けるには写真とメッセージがポイント
- 現段階では同性の友人探しはちょっと難しいかも
結論:「異性の恋人・セフレ探し目的」としては穴場アプリ!意外と優良男性が隠れている


マリーゴーがリリースされたのは2023年の4月。
運営歴が浅いということもあって、有名どころと比べればまだまだ改善の余地は感じます。
ですが、この2点は自信をもって言えます。
- ライバルが少ない
- 素敵な男性もちゃんといる
マッチングアプリに登録する既婚男性の中には「一見誠実そうなのに実は分散している(=複数人と関係をもっている)」とか「心の奥底が冷酷…」なんて人も結構いたりするんですよね。
マリーゴーは正直、全体的にみるとプロフィールの時点で「ないわー…」と感じる男性が多いです。
けれども容姿性格がよくて、大切にしてくれそうな男性もちゃんといます。(特に30代以下)
現時点での狙い目は、本当はマッチングアプリに抵抗があるけど(何らかの事情で)お試しで登録してみた…みたいなパターンの人。
または、高スペだけどアプリ初心者かつリサーチ不足な人。
つまり、以下の条件が揃っている人を見抜いて選ぶことです。
- 異性遊び願望は薄め
- お試し感覚で、知名度と料金設定が低めのマリーゴーに登録
- (登録だけなら無料なので)よっぽど惹かれる人がいない限り課金する気なし
- 全く深く考えずに、何となくマリーゴーを選んだ
- 他の既婚者専用マッチングアプリについての情報をほぼ知らない
- 真面目に一人の相手と向き合う気があるし、大切にしたい願望を持っている
具体的な見分け方は後ほど解説しますね。
なお、同性の友人(趣味友)探し目的で使ってみた感想は終盤に書いています。
実際に使ってみてわかったこと
男性会員の目的は「遊び相手」か「恋人」探しが多い
男性会員の登録目的は、遊び相手か恋人探しが大半です。
ただ、他アプリと比べると「まずは友だちからはじめたい」という人が目立つ気がします。(予防線…?)
実際に聞いた理由・目的は、こんな感じです。
- 日常に彩りを求めて。
- 普段の生活にはない刺激がほしくて。
- 家と会社の往復ばかりで、癒しが欲しくて。
- 恋人のような関係になれる方とお会いできればと思って。
- 今の生活に大きな不満はないけど、より楽しくしていきたくて。
- お互いの家庭を尊重しつつ、日常に少しでもプラスになれるような関係を築ける方と知り合いたくて。
- 一緒にいるときは楽しく過ごして、 会えないときも連絡しあって心のつながりがもてる人と出会いたくて。
- 夫婦仲は普通だけど子供ができてからはお互い異性としてみれなくなって、同じ境遇の方と仲良くなれたらと思って。
- お互いの家庭を大事にすることを前提に、楽しむ!を第一に美味しいものを食べたり、同じ時間を共有できればと思って。
- 距離感やペースが合って末永く繋がっていられる方と出会いたくて。割り切った関係ではなく、婚外恋愛として大切にしたい。
- 真面目に末永く婚外恋愛できるお相手がほしくて。それぞれの家庭を尊重しつつ、隙間時間を有効活用することでお互いに癒し合いたい。
- 同居している義両親と全く合わず、妻からも毎日ひどい扱いを受けている。同じように家族のために自分を犠牲にしている人と仲良くなりたくて。
- いろいろあって、妻以外に本音で話せる異性の友人が欲しいと思って。刺激も欲しい。
人によっては、こんな本音も見受けられました。
- 普段は家族でお出かけすることが多いけど、本当は大人同士でゆっくりしたい。
- 妻がろくでもないやつで、自分だけが仕事家事育児を頑張らざるを得ないのが悲しい。
- なるべく否定せず支えようと、育児ストレスをかかえた妻のサンドバッグになっているのが辛い。
大きく分けると、単純に遊びたい(orレスによる寂しさを埋めたい)パターンか、レス以外にも不満があってそれを軽減(orそこから逃避)したいパターン…といったところでしょうか。
肌感覚でのアクティブユーザー数は十分いる
マリーゴーの運営歴は2年5ヶ月ほどですが、肌感覚でのアクティブユーザー数は十分います。
既婚者専用マッチングアプリ大手3社の公表している数が、こちら。(2025年10月現在)
- 既婚者クラブ:累計会員数「75万人」突破
- Cuddle(カドル):会員数「80万人」突破
- ヒールメイト:登録者様「35万人」突破
一見多いですが、どれも「今」利用しているアクティブユーザーが何人なのかは不明瞭です。
マリーゴーの公式サイトには、会員数に関する表記がありません。
気になって運営事務局に確認したところ「大変恐れ入りますが、現在は非公開とさせていただいております」とのことでした。
私だけに教えてくれた会員数は予想よりも少なかったけれど、アクティブユーザー数は有名どころと比べても大差がないように感じます。
「それじゃあ会員の質は?」と聞かれると、ちょっと劣ってきますけどね…!
素敵な人が目立つから、優先順位がつけやすい
これから書くことは、あくまでも以下のような既婚者専用マッチングアプリと比較したら…の話です。
- 運営歴が長い
- 会員数が多い
- 知名度が高い
- ↑これらの理由により軌道にのっている
マリーゴーも上記のように成長すれば、現時点での課題も解決されるでしょう。
ここには、失礼ながら非モテ系に見える男性がたくさんいます。
ボカし写真や顔の一部が隠れている写真でも「絶対この人には抱かれたくないな…」や「見た目の印象をよくするセルフプロデュースが全然できてないな…」と感じる人だらけです。
ただ、だからこそ素敵な人が目立つのですぐに候補が見つかります。
優先順位もつけやすいです。(これ、結構重要!)
逆に有名どころのアプリだと選択肢が多すぎて、
- 有力候補が多すぎて判断に迷う
- 本当はあの人にもこの人にも「いいね!」返ししたいけど、手一杯でできない
- ついマッチングしすぎてしまって全員にちゃんと対応(丁寧なメッセージが)できない
…みたいなことになりがちで、特に初心者はモヤモヤしてしまうんですよね。
ちなみに、どの男性も必ずきちんと返信をくれます。
感じのいい人も多いです。


気楽な関係を希望していそうな男性が多い
気楽な関係や、体の関係を希望していそうな男性が多いです。
一言コメントや自己紹介文の段階でそれを全面に出している人の割合は、20〜40代だと4割くらいでしょうか。
たとえば真面目な出会いと真剣交際を希望する既婚者向けのヒールメイトでは「大切に想い合える人と出会いたいです」や「一緒に笑顔になれる時間を過ごしたいです」のようなフレーズが並ぶのに対して、「癒しがほしい」や「楽しく会いたい」系の言葉が目立ちます。
こちらがその一言コメントの一例。
- ご飯行こー🌞
- 誰か癒してください
- 遊び友達になりませんか?
- 一杯呑みながらお話しませんか😘
- 日常の生活のハリになるような関係が理想です!
気楽に楽しく会える関係のメリットは、なんといっても面倒くさくないことです。
真剣交際(=深い付き合い)の場合、継続的な努力と歩み寄りが必須となってきます。
連絡や贈り物にストレスを感じる人もいるでしょう。
お互いが時間やお金を必要以上に使わないのは、ある意味既婚者という立場をわきまえているとも言えます。
お互いのニーズが合致していてもろもろの対策さえできていれば、いいリフレッシュになるのではないでしょうか。
もちろん、男性会員の目的は「遊び相手」か「恋人」探しが多いのところでも紹介したように「心のつながり」や「恋人のような関係」を求めている人もいます。
プロフィールだけではどちらか判断できない場合も多いので、そんな時にはメッセージのやり取りの中から探ってみてください。
ポイントを押さえれば、身バレの心配はほぼナシ
以下のポイントを押さえれば、身バレの心配はほぼありません。
- 名前を本名とは程遠いものにする
- プロフィール写真は顔が分からないものにする
- 自己紹介文に自分だと特定されそうな情報は書かない
- 確実に知人友人ではないと分かるまでは顔写真を公開しない
特にプロフィール写真は要注意です。
実際に私も一人知人男性(元同級生)を見つけてしまったのですが、強めのボカしありでも結構わかりました。
写真の時点で「おや…?」となり、自己紹介文を読んで「これは…間違いなくあの人だ」と。
なので私は雰囲気は自分っぽいけど、輪郭や顔の各パーツは特にボカしを強めにしてよくわからないようにしています。
さらに対策を万全にしたければ、動物や風景などの写真を設定しておいてこんな風に書いておけば安心です。


もちろん顔や全身の雰囲気のわかる写真の方が「いいね!」はもらいやすいですが、この一文を入れることでスルーされる率が下がるでしょう。
プロフィール自体を隠したいという場合は、自ら「いいね!」を送った相手以外には情報が非表示になるプライベートモードがおすすめです。
無課金でプライベートモードにできるのもありがたい
プライベートモードをオンにすると、自分の情報が他のユーザーの検索結果に表示されなくなります。
足あとも残らないので、こんな時に便利です。
- 自分が「いいね!」した相手以外には、自分の存在を知られたくない
- もう新規「いいね!」は不要なので、自分のプロフィールを隠したい
- (マッチング中の人との)メッセージ機能のみ利用したい
- 「足あと」を残したくない


この機能を使うのに課金が必要なアプリもある中、(※女性は)無料会員のままで使えるのはありがたいなと思います。
確かに共通の趣味や目的で繋がりやすいけれど…
マリーゴーの特徴の一つに「共通の趣味や目的で繋がりやすい」というものがあります。
確かに相手を共通の「興味」からも検索できるので、仕様的にはそうなっているのですが…
現時点では、ほとんどの男性の興味が似通っています。
具体的には「婚外恋愛」「セカンドパートナー希望」「カフェでまったり」「飲みに行きたい」「食事に行きましょう」「愚痴や悩みを相談したい」のいずれか、または全部を設定している男性が多いです。
興味項目は自由に増やせるので、選択肢は無限にあるにもかかわらず。


私は結構趣味が多くて、特に「音楽」関係は話のネタとしてよく使っています。
好きなアーティストを入れてみたのですが、かなり有名どころでも共通点をもつ人は見つけられませんでした。
正確には居住地とか関係なければいるけど、会える範囲(地方ではなく、都市圏周辺)だとほぼいなくていても恋愛対象外…みたいな。
機能自体はすごくいいと思うので、皆さんぜひもっと積極的に入れてほしいものです。
好きな映画でも本でも漫画でも、興味の対象はいろいろあると思うんですけどね。
1週間使った具体的な結果報告
まずは婚外目的で1週間マッチング機能を使ってみた結果を報告します。


- 1日目:158件(登録日の15:00〜翌日15:00で計測)
- 2日目:43件
- 3日目:41件
15:02に会員登録が完了して、その直後から次々と「いいね!」が届きました。




マッチングもメッセージも心配無用!とにかく女性はモテる
「いいね!」は大量にきたものの、大半が一目で「なし」判断の人でした。
実際にマッチングしたのはトータル8人です。
マッチングするとメッセージのやり取りに進みます。
他アプリと比べると返信ペースのはやい人が多くて、ちょっと驚いてしまいました。


ただ短文でのやり取りが多いので、意外とそこまで負担にはならず。
いい人を見分けるポイントは、写真とメッセージにあり
本来であれば、いい人を見分けるにはご自身で「成功体験」と「失敗体験」を積むプロセスが必要です。
特にリアルな出会いでは苦労してこなかったマッチングアプリ初心者は、嫌な思いをする危険性が少々高めかもしれません。
ここでいう嫌な思いとは、変な人に引っかかるという意味合いもありますがそれより
- 実際に会ってみたらイメージと全く違って萎えた
- 会うまでには至らなかったけど不快なことを言われた
レベルのよくある範囲内での話です。
そんなミスマッチを防ぐために知っておいた方がいい、いい人を見分けるポイントを紹介します。
プロフィール写真から感じる直感は結構あてになる
マリーゴーに限らず、既婚者専用マッチングアプリで完全に顔出ししている男性は1割もいません。
大半がボカしありか顔の一部が隠れた写真です。
なので断定はできませんが、直感は結構あてになります。
メッセージのやり取りの中でするであろう、写真交換時の写真もです。
この時の写真と実物が違うのは男女ともに本当によくあるし仕方ないですが、大事なのは「恋愛対象としてみれるか」というところです。
異性の友だちにしろ、横に並んで歩くのが恥ずかしいレベルでは困りますよね。
稀に写真交換なしで会う場合もあるかと思いますが、その際もプロフィール写真の印象は参考になるので意識してみてください。
これは私自身の経験だけじゃなくて、他の方もよくおっしゃっています。
(職業柄、実際のマッチングアプリの会員様にインタビューする機会がよくあるので…)
具体的には、プロフィールに書いている身長・体型・職業とあわせて、どんなタイプなのかを想像してみるのがおすすめです。
違和感のある人は早めに切ってOK
自分の中で引っかかる部分、プロフィールもだし、やり取りしてみてなんか会話が楽しくないな〜とか。
こちらはこれくらいのペースで返したいのに、など些細なことがなんとなく合わない。
そういった、何かしら違うなと感じる部分があったら遠慮なく会う前にごめんなさいする方がいいです。
私たち女性は選べる立場なので、せっかくなら「しっくりくる人」だけに絞っちゃいましょう。
必死さ=誠実さではない!ちゃんと考えて判断すべし
おそらく女性会員の数と質の関係で、必死に追いかけてきてくれる男性が多いです。
ただ注意してほしいのが、必死さ=誠実さではないということ。
候補を数名に絞っていく過程で、一生懸命アプローチしてくれる人にはやっぱり好印象をもつものです。
これが現実世界なら「一途」と解釈して問題ない場合が多いと思いますが、そう判断する前に少し考えてみてください。
というのも、内心では
- このチャンスを逃すと、せっかく課金したのに誰ともxxできないかもしれない
- この人がいい、というよりもとりあえずこの人で!
- 好みのタイプだったから一度したい
なんて考えながら粘っているだけ…ということがあるから。
とりあえずLINEだけ教えておくなんてもってのほかです。
下のやり取りの例でいうと、右側のようにゴリ押しはしてこないタイプの方が結果いい人(何事においても相手の希望を尊重できる人)なことが多いかもしれません。


あとはもう、フィーリングの世界になってしまいますがよーく文面を読んで、本当はどんな人なのかを考えてみてください。
現時点での狙い目はこんな男性!
冒頭でも触れましたが、現時点での狙い目はこんな男性だと思います。
※もう少し知名度があがればまた変わってくるので、ご参考までに。
- 異性遊び願望は薄め
- お試し感覚で、知名度と料金設定が低めのマリーゴーに登録
- (登録だけなら無料なので)よっぽど惹かれる人がいない限り課金する気なし
- 全く深く考えずに、何となくマリーゴーを選んだ
- 他の既婚者専用マッチングアプリについての情報をほぼ知らない
- 真面目に一人の相手と向き合う気があるし、大切にしたい願望を持っている
「私は○○なんですけど、○○さんは?」構文で、上記にあてはまるかを探ってみてください。


一度立ち止まって考えることも大事
モテそうなプロフィール(高収入・高身長など)かつ自己紹介文欄をキャッチーな文面でびっしり埋めている人は、惹かれるかもしれませんが要注意です。
たとえば、好きなもの・嫌いなもの・求める関係性・行きたい場所などをポップな雰囲気で書いている人がいたとして。
「おもしろそう」や「刺激がもらえそう」と感じるかもしれません。
ですが、それは言い換えるとマッチングアプリ慣れしていて、魅せ方を知っているということ。
逆に、本当は真面目で一途な男性でも、不慣れだと自己PRが適当になりがちです。
女性ウケのいい一言コメントやプロフィールの書き方も知らないでしょう。
なので、一見つまらなさそうに感じても、文面に誠実さが現れていて写真の雰囲気がいいなと思える人ならぜひコンタクトをとってみてください。
私の経験上、いい人はこんな空気感の文章を書いています。
- 素敵な出会いがあれば嬉しいです。
- 1人の方と出会えたら退会したいと考えております。
- お互いの立場を尊重して、ポジティブな関係を築けたらと思います!
ちなみに、やり取りが楽しすぎる人も念のため警戒するのがおすすめです。
返信のテンポがよくて、かわいいとか会いたいとか簡単に言えちゃうような人ならなおさら。
冷静に考える瞬間さえとれれば「遊び人だ…!」と簡単に見抜ける場合も多いですよ。
…というような感じで、方程式はありませんがご自身の見る目を頼りに頑張りましょう!